FXの通貨ペアの選び方:初心者が最初に取引すべき通貨ペアはどれ?【2026年版】
FXの通貨ペアは50種類以上ありますが、初心者が最初に選ぶなら「ドル/円(USD/JPY)」が情報量・スプレッド・値動きのバランスから入りやすいです。私が見てきた範囲では、通貨ペア選びで大事なのは「稼げそうな通貨」ではなく「自分が理解できる通貨」を選ぶこと。まずは1〜2ペアに絞って値動きの感覚をつかむのが現実的です。
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「FXを始めたいけど、通貨ペアが多すぎてどれを選べばいいかわからない」
この記事では、FXの通貨ペアの種類と選び方を初心者が迷わないように整理します。
私の学習記録として、最初に「どの通貨ペアで始めるか」を調べた際に情報が多すぎて混乱した経験を元に、判断基準をシンプルにまとめました。
結論(1分で把握)
- 最初は1〜2ペアに絞る:多く手を出すと値動きの感覚がつかめない
- ドル/円(USD/JPY)が入りやすい:情報量・スプレッド・値動きのバランスが良い
- メジャー通貨ペアから始める:スプレッドが狭く、流動性が高い
- 新興国通貨は慣れてから:スワップ狙いでも、リスクの理解が先
- ※相場急変期は「穏やかさ」より「情報量と流動性」を優先すると判断しやすい
- よくあるミス:「スワップが高い=お得」で飛びつくと為替差損で帳消しになることがある
FXの通貨ペアとは(基本の仕組み)
一言で:FXは「通貨の組み合わせ」を取引する。左が基軸通貨、右が決済通貨。
通貨ペアの読み方
通貨ペアは2つの通貨の組み合わせで、「/」の左右に意味があります。
| 位置 | 名称 | 意味 | 例(USD/JPY) |
|---|---|---|---|
| 左側 | 基軸通貨(Base) | 「買う」対象の通貨 | USD(米ドル) |
| 右側 | 決済通貨(Quote) | 「支払い」に使う通貨 | JPY(日本円) |
※ここでの「基軸通貨」は「ペアの左側(取引の基準になる通貨)」という意味です。
具体的には:USD/JPYを「買う」=「ドルを買って円を売る」。USD/JPYが150円→151円に上がると、買いポジションで利益が出ます。
主要な通貨の特徴
| 通貨 | コード | 特徴 |
|---|---|---|
| 米ドル | USD | 世界の基軸通貨。取引量が最も多い |
| ユーロ | EUR | 取引量2位。欧州経済圏の通貨 |
| 日本円 | JPY | 取引量3位。「安全通貨」とされることがある |
| 英ポンド | GBP | 値動きが大きい傾向。上級者向きの面もある |
| 豪ドル | AUD | 資源国通貨。商品価格や中国経済と関連 |
| スイスフラン | CHF | 安全通貨とされることがある。値動きは比較的穏やか |
ルナの学習メモ:通貨ペアは「どの国の通貨を組み合わせるか」で性格が変わります。まずは聞いたことのある通貨から始めると、ニュースとの関連がわかりやすいです。
通貨ペアの3つのカテゴリ
一言で:メジャー・クロス・マイナーの3種類。初心者はメジャーから。
カテゴリ別の特徴
| カテゴリ | 定義 | 例 | 初心者向き |
|---|---|---|---|
| メジャー通貨ペア | 米ドルを含む主要通貨の組み合わせ | USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD | ★★★ |
| クロス通貨ペア | 米ドルを含まない主要通貨同士 | EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY | ★★☆ |
| マイナー(エキゾチック)通貨ペア | 新興国通貨を含む組み合わせ | TRY/JPY、ZAR/JPY、MXN/JPY | ★☆☆ |
メジャー通貨ペアの詳細
| 通貨ペア | 特徴 | スプレッド傾向 | 値動き傾向 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 日本人には最も馴染みやすい | 狭い | 比較的穏やか(時期による) |
| EUR/USD | 世界で最も取引量が多い | 狭い | 中程度 |
| GBP/USD | 値動きが大きい傾向 | やや広い | 大きめ |
| AUD/USD | 資源価格や中国経済と連動しやすい | 中程度 | 中程度 |
ルナの学習メモ:「メジャー通貨ペア」はスプレッドが狭く、情報も豊富なので初心者の学習に向いています。いきなりマイナー通貨に手を出すと、情報が少なく値動きも読みにくいので想定外の値動きに遭いやすくなります。
初心者に向いている通貨ペアの条件(選び方の5基準)
一言で:「稼げそうな通貨」ではなく「理解できる通貨」を選ぶのが安全設計に寄せやすい。
5つの判断基準
| 基準 | なぜ重要か | 目安 |
|---|---|---|
| ①スプレッドの狭さ | 取引コストに直結する | 主要FX会社で狭い水準かを確認(時間帯やキャンペーンで変動するため、必ず公式で最新情報を確認) |
| ②情報量の多さ | 値動きの背景を理解しやすい | 日本語ニュースの量で判断 |
| ③値動きの大きさ | 大きすぎると難易度が上がりやすい | 過去20日程度の1日の値幅を見て、自分の資金量に対して大きすぎないか確認 |
| ④取引時間帯 | 自分が見れる時間に動く通貨か | ドル/円は東京・ロンドン・NYが重なる時間帯で出来高が増えやすい |
| ⑤自分の関心 | 関心がない通貨は勉強が続かない | ニュースを見る習慣がある分野を選ぶ |
ルナの学習メモ:①〜③は定量的に比較できますが、意外と大事なのは④と⑤です。自分が見れない時間帯に動く通貨を選ぶとチャートが追えませんし、興味がない国の経済ニュースは継続して読めません。
初心者が最初に選ぶならこの通貨ペア
一言で:迷ったらドル/円。慣れてきたらユーロ/ドルを追加。
おすすめ通貨ペアと理由
私の観測範囲では、以下の順が迷いにくいです。
| 候補 | 通貨ペア | おすすめの理由 |
|---|---|---|
| 候補A | USD/JPY(ドル/円) | 日本人には最も馴染みやすい。スプレッドが狭い傾向。相対的に把握しやすい局面が多い(ただし局面による)。円建てで損益がわかりやすい |
| 候補B | EUR/USD(ユーロ/ドル) | 世界で最も取引量が多い。トレンドが出やすい傾向がある。グローバルな視点が身につく |
| 候補C | EUR/JPY(ユーロ/円) | ドル/円に慣れた後のステップアップに。円建てで損益計算しやすい |
なぜ「1〜2ペアに絞る」のか
| 理由 | 説明 |
|---|---|
| 値動きのクセが見えてくる | 同じ通貨ペアを観察し続けることで、時間帯別の動き方や反応パターンがわかってくる |
| 情報収集が効率的 | 対象通貨に関するニュースだけ追えばいいので負担が減る |
| 振り返りが正確になる | トレード日誌でパターンを分析するとき、ペアが多すぎると比較が難しい |
ルナの学習メモ:私は"予測"より"観測"を重視しています。同じペアをじっと見続けることで初めて見えてくるものがある。最初から5ペアを同時に見ると、どれも浅くなってしまいます。同じペアを見続けるほど、"反応しやすい指標/時間帯"が自分の中で言語化されていきました。
避けた方がいい通貨ペア(初心者向け)
一言で:スワップが魅力的でも、リスクを理解してからにする。
初心者にリスクが高い通貨ペア
| 通貨ペア | リスクが高い理由 |
|---|---|
| TRY/JPY(トルコリラ/円) | スワップは高いが、長期的な通貨安トレンドが続いている。為替差損がスワップ益を上回る可能性 |
| ZAR/JPY(南アランド/円) | 流動性が低く、スプレッドが広い。急変時の値動きが大きい |
| MXN/JPY(メキシコペソ/円) | 比較的安定しているが、新興国特有の政治リスクがある |
| GBP/JPY(ポンド/円) | メジャー通貨だが値動きが非常に大きく、想定外の値動きに遭いやすい |
「スワップ狙い」の落とし穴
| 誤解 | 現実 |
|---|---|
| 「高スワップ=放置で稼げる」 | 為替差損がスワップ益を大幅に上回ることがある |
| 「新興国通貨は安いから買い」 | 「安い」のではなく「下がり続けている」可能性がある |
| 「スワップは固定」 | 金利情勢や政策変更でスワップは変動する |
ルナの学習メモ:スワップポイント目当てで新興国通貨に手を出すのは、初心者にありがちなパターンです。「毎日○○円もらえる」という情報だけで判断すると、為替変動のリスクを見落としやすい。まずはメジャー通貨で取引の感覚をつかんでから検討しても遅くはありません。
関連記事:FXスワップポイント比較
通貨ペア選びのチェックリスト
取引前に確認すること
| チェック項目 | 確認方法 |
|---|---|
| スプレッドは狭いか | FX会社の通貨ペア一覧で確認。時間帯による変動もチェック |
| 日本語の情報はあるか | その通貨に関するニュースや解説が日本語で入手できるか |
| 値動きの大きさは自分に合っているか | デモ口座で実際に観察してから判断 |
| 自分が見れる時間帯に動くか | 東京・ロンドン・NY時間のどこで活発かを確認 |
| なぜその通貨を選んだか言えるか | 「なんとなく」ではなく理由を言語化できるか |
ルナの学習メモ:最後の「なぜ選んだか言えるか」が意外と大事です。理由が言えないなら、まだ十分に調べていない可能性がある。「この通貨ペアを選んだのは○○だから」と言える状態で始めると、振り返りのときも判断を検証しやすくなります。
まとめ
通貨ペアの基本: 左が基軸通貨、右が決済通貨。メジャー・クロス・マイナーの3カテゴリ。 初心者の現実的な選び方: まずドル/円で値動きの感覚をつかむ。慣れたら1ペア追加。 避けるべき判断: 「スワップが高いから」「安いから」だけで選ばない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最初の1ペア | USD/JPY(ドル/円)が情報量・コスト・値動きのバランスが良い |
| 選び方の軸 | スプレッド・情報量・値動き・取引時間・自分の関心 |
| 避けた方がいい入り方 | スワップだけで選ぶ、いきなり5ペア以上に手を出す |
| 大事な考え方 | 「稼げそうな通貨」ではなく「理解できる通貨」を選ぶ |
通貨ペア選びは**「正解を探す」よりも「事故率の低い選択肢を選ぶ」**感覚が大切です。まずは1ペアにじっくり向き合い、値動きのリズムを体感するところから始めましょう。🌙
免責事項:本記事は2026年2月時点の公開情報に基づいた学習記録であり、投資助言ではありません。FX取引には元本損失のリスクがあり、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。通貨ペアの特徴は相場状況により変動します。取引の判断はご自身の責任で行ってください。
FAQ:FXの通貨ペア選びでよくある質問
Q. FXの通貨ペアとは何ですか?
A. 通貨ペアとは、FXで取引する2つの通貨の組み合わせです。例えば「USD/JPY」は米ドルと日本円のペアで、左側(基軸通貨)を買い、右側(決済通貨)を売る取引を意味します。
Q. FX初心者におすすめの通貨ペアは?
A. 学習コストを下げる目的なら、ドル/円(USD/JPY)が入りやすいです。日本語の情報が豊富で、スプレッドが狭く、値動きも比較的穏やかな傾向があります。ただし相場状況により変動するため、必ずしも常に穏やかとは限りません。
Q. 通貨ペアは何種類ありますか?
A. FX会社によって異なりますが、一般的に20〜50種類以上の通貨ペアが取引可能です。大きく分けて「メジャー通貨ペア」「クロス通貨ペア」「マイナー(エキゾチック)通貨ペア」の3カテゴリがあります。
Q. 初心者が避けた方がいい通貨ペアは?
A. トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなどの新興国通貨は、スワップポイントが魅力的に見えますが、スプレッドが広く値動きが大きい傾向があります。仕組みとリスクを十分理解してから検討するのが安全です。
Q. 通貨ペアの「/」の左右は何を意味しますか?
A. 左側が「基軸通貨」、右側が「決済通貨」です。USD/JPYなら「1ドル=○○円」という意味で、このペアを「買う」とは「ドルを買って円を売る」ことを指します。