FX初心者

FXの注文方法を初心者向けに解説:成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFOの使い分け【2026年版】

TL;DR

FXの注文方法は大きく分けて「成行」「指値」「逆指値」の3つが基本。さらにOCO・IFD・IFOなどの複合注文を組み合わせることで、チャートを見ていない時間帯でもリスク管理ができます。私が見てきた範囲では、まず成行と逆指値(損切り)の2つを確実に使えるようになることが学習効率の面で現実的です。注文方法を覚えること自体よりも、「なぜその注文を使うのか」を理解する方が重要です。

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「FXを始めてみたいけど、注文ってどうやるの?」

この記事では、FXの注文方法を基本の3種類+複合注文3種類に整理して、初心者向けにわかりやすく解説します。

私の学習記録として、注文方法を調べた際に「最初はどれを使えばいいの?」と迷った経験を元に、優先度をつけて整理しました。全部を一度に覚える必要はありません。

結論(1分で把握)

  • まず覚えるのは2つ:成行(入る)+逆指値(守る)
  • 次に1つ:指値(狙う)=利確や押し目待ちに使う
  • 自動化したくなったら:OCO(利確+損切り同時)→ IFO(エントリーから全部)
  • 注意:急変・週明けの窓では、逆指値でも想定より不利に約定することがある(=滑る)
  • よくあるミス:買いポジションの損切りは「売り逆指値」を入れる(方向ミス注意)

FX注文方法の種類(成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO)

6つの注文方法を3ステップで理解する

初心者の学習コストを下げる目的なら、まずは成行+逆指値から入るのが迷いにくい(覚えることが少ない)。慣れてきたら複合注文に進むステップが現実的です。

ステップ 注文方法 用途 優先度
基本 成行注文 今すぐ売買したい ★★★
基本 指値注文 有利な価格で売買したい ★★☆
基本 逆指値注文 損切りラインを設定したい ★★★
複合 OCO注文 利確と損切りを同時セット ★★☆
複合 IFD注文 エントリーと決済を同時セット ★★☆
複合 IFO注文 IFD+OCOの組み合わせ ★☆☆

ルナの学習メモ:注文方法は全部で6種類ありますが、最初は成行と逆指値の2つから始めると迷いにくいです。まずはこの2つを優先して練習すると、安全設計に寄せやすくなります。


成行注文(なりゆきちゅうもん)

一言で:今の価格ですぐ売買する注文。最もシンプルだが、急変時は価格がズレることがある。

成行注文とは

成行注文は現在の市場価格で即座に売買する注文方法です。「今すぐ買いたい」「今すぐ売りたい」ときに使います。

項目 内容
特徴 提示レート付近で成立することが多いが、流動性や急変で約定価格がズレることもある
メリット すぐに取引が成立する
デメリット 約定価格が注文時の表示価格からずれることがある(スリッページ)
使う場面 今のレートで取引したいとき、相場の動きに即座に対応したいとき

成行注文の注意点

ポイント 内容
スリッページ 相場が急変しているときは、注文時の価格と実際の約定価格がずれることがある
スプレッドの拡大 早朝・指標発表時などはスプレッドが広がり、実質コストが増える場合がある(※新規と決済の両方でスプレッドの影響を受けるため、短期売買ほど体感しやすい)
許容スリッページ設定 FX会社によっては、許容するスリッページ幅を設定できる機能がある

ルナの学習メモ:成行注文は一番シンプルですが、「いつでも表示価格で約定する」わけではありません。相場が荒れているときほどスリッページが大きくなる可能性がある点は覚えておきたいです。


指値注文(さしねちゅうもん)

一言で:「この価格まで来たら買う(売る)」と待ち伏せする注文。到達しなければ約定しない。

指値注文とは

指値注文は**「今より有利な価格になったら売買する」注文方法**です。希望の価格を指定して、そこに到達したら自動で約定します。

項目 内容
買い指値 現在より安い価格を指定して買い注文を出す
売り指値 現在より高い価格を指定して売り注文を出す
メリット 希望の価格で取引できる(まれに指定価格より有利に約定することもあるが、狙って期待するものではない)
デメリット 指定した価格に到達しなければ約定しない

指値注文の具体例

状況 設定例
ドル/円が現在150.50円 「150.00円まで下がったら買いたい」→ 買い指値を150.00円に設定
ドル/円が現在150.50円 「151.00円まで上がったら売りたい(利益確定)」→ 売り指値を151.00円に設定

ルナの学習メモ:指値注文は「待ち伏せ」のイメージです。チャートを見続けなくても、狙った価格で取引できるのが便利。ただし「到達しないリスク」もあるので、「絶対この価格で買いたい」よりも「この価格なら買ってもいい」くらいの感覚で使うのが安全です。


逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

一言で:損失の上限を事前に決めるための基本ツール。「ここまで下がったら損切り」を自動化する。

逆指値注文とは

逆指値注文は**「今より不利な価格になったら売買する」注文方法**です。一見矛盾しているように見えますが、**損切り(ストップロス)**として使うのが主な用途です。

項目 内容
買い逆指値 現在より高い価格を指定して買い注文を出す
売り逆指値 現在より安い価格を指定して売り注文を出す
主な用途 損切りラインの設定(ここまで下がったら損失を確定させる)

覚えておきたいポイント:買いポジションの損切り=**「売り逆指値」**です。方向を間違えやすいので注意してください。

逆指値注文の具体例(損切り)

状況 設定例
ドル/円を150.50円で買った 「149.50円まで下がったら損切り」→ 売り逆指値を149.50円に設定
結果 通常は1円幅×取引数量を"目安"として損失上限を設計できる(ただし窓・急変時はズレる可能性)

なぜ逆指値が重要なのか

理由 説明
感情に負けない 含み損が出ると「もう少し待てば戻るかも」と思いがち。逆指値で自動化すれば感情を排除できる
不在時のリスク管理 チャートを見ていない間に相場が急変しても、設定した価格付近で(原則)損切りされる
資金管理の基本 1回の取引で失う金額の目安を事前に決められる

ルナの学習メモ:逆指値は**FXにおける「シートベルト」**だと思っています。事故を防ぐわけではないけれど、事故が起きたときのダメージを限定できる。私は"予測"より"破綻しない設計"を先に置いています。原則、建てたらすぐ逆指値──ただし急変時は滑る前提で幅を考えるのが大事です。

⚠️ 注意:逆指値は指定価格に到達した時点で成行注文として発注される仕組みです。そのため、相場の急変時(フラッシュクラッシュ、週明けの窓開けなど)には、指定価格より不利な価格で約定する(スリッページが発生する)ことがあります。逆指値は万能ではありませんが、設定しておくことで損失の暴発を抑える確率を上げられます。※指値・逆指値はいずれも、状況によっては想定価格どおりの約定を保証するものではありません。


OCO注文(オーシーオーちゅうもん)

一言で:「ここまで上がったら利確、ここまで下がったら損切り」を同時にセットする注文。

OCO注文とは

OCO(One Cancels the Other)は2つの注文を同時に出し、一方が約定するともう一方が自動キャンセルされる注文方法です。

項目 内容
正式名称 One Cancels the Other
仕組み 指値と逆指値を同時にセット → どちらか約定で残りはキャンセル
主な用途 ポジション保有中に「利益確定」と「損切り」を同時に設定

OCO注文の具体例

状況 設定
ドル/円を150.50円で買った 利確:売り指値を151.50円に設定
損切り:売り逆指値を149.50円に設定
結果 151.50円に到達 → 利確で決済 → 損切り注文は自動キャンセル
149.50円に到達 → 損切りで決済 → 利確注文は自動キャンセル

ルナの学習メモ:OCO注文を使えば、「ここまで上がったら利確、ここまで下がったら損切り」を一度にセットできるので、チャートに張り付く必要がなくなります。仕事中や就寝中でもリスク管理ができるので、兼業トレーダーには特に便利です。ただし、FX会社や注文の種類によってはOCOが使えない場合もあるので、利用前に確認しておくと安心です。


IFD注文(イフダンちゅうもん)

一言で:「この価格で買えたら、次にこの価格で決済」を2段階で自動化する注文。

IFD注文とは

IFD(If Done)は**「もしこの注文が約定したら、次にこの注文を出す」という2段階の注文方法**です。

項目 内容
正式名称 If Done
仕組み 1次注文が約定 → 自動的に2次注文が発注される
主な用途 エントリー+決済(利確 or 損切り)を一度にセット

IFD注文の具体例

手順 設定
1次注文 ドル/円が150.00円になったら買い(指値)
2次注文 買いが約定したら、151.00円で売り(利確の指値)
結果 自動でエントリー → 自動で利確。チャートを見ていなくてもOK

ルナの学習メモ:IFD注文は便利ですが、2次注文は利確か損切りのどちらか1つしか設定できない点に注意。「利確と損切りの両方を同時にセットしたい」場合は、次のIFO注文を使います。


IFO注文(イフダンオーシーオーちゅうもん)

一言で:エントリー+利確+損切りの3つを丸ごと自動化する「シナリオ型」注文。

IFO注文とは

IFO(If Done + OCO)はIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。エントリー+利確+損切りの3つを一度にセットできます。

項目 内容
正式名称 If Done + One Cancels the Other
仕組み 1次注文が約定 → 利確(指値)+損切り(逆指値)が同時に発注
主な用途 完全自動の売買シナリオ設計

IFO注文の具体例

手順 設定
1次注文 ドル/円が150.00円になったら買い(指値)
2次注文A 利確:151.00円で売り(指値)
2次注文B 損切り:149.50円で売り(逆指値)
結果 エントリーから決済まで完全自動。利確か損切りの一方が約定でもう一方はキャンセル

ルナの学習メモ:IFO注文は「シナリオを丸ごと設定できる」ので理想的ですが、最初から使いこなす必要はありません。まずは成行+逆指値で基本を身につけてから、徐々に複合注文に移行するのが現実的です。


注文方法の使い分けガイド

場面別おすすめ注文方法

場面 おすすめ注文 理由
今すぐ取引したい 成行注文 即座に約定する
狙った価格で買いたい 指値注文 有利な価格で待ち伏せ
損切りを設定したい 逆指値注文 リスク管理の基本
利確と損切りを同時に OCO注文 チャートを離れても安心
エントリーから決済まで自動 IFD / IFO注文 兼業トレーダー向き

初心者の学習ステップ

迷ったら「入る(成行)→ 守る(逆指値)→ 狙う(指値)→ 自動化(OCO/IFO)」の順で進めると整理しやすいです。

※以下は目安です。習得ペースには個人差があります。

ステップ やること 目安
成行注文でエントリーする方法を覚える 最初の数日〜1週間
逆指値で損切りラインを設定する習慣をつける ①と同時に
指値注文で利益確定を覚える 慣れてきたら
OCO注文で利確+損切りの同時セットを試す さらに慣れたら
IFD・IFO注文で自動化を試す 自分のペースで

ルナの学習メモ:注文方法を「全部覚えてから始めよう」とすると、いつまでも始められません。ステップ①②だけで取引は始められるので、まずはデモ口座で実際に触ってみるのが一番の学習法です。

関連記事:FXデモ口座おすすめ比較


注文時に気をつけること

よくあるミスと対策

ミス 内容 対策
売買の方向を間違える 買いたいのに売り注文を出してしまう 注文確認画面を必ずチェック
数量の桁を間違える 1,000通貨のつもりが10,000通貨で注文 注文前にロット数を確認
逆指値を入れ忘れる ポジションを持ったまま損切りラインなし 「エントリー → 即逆指値」をルール化
指値が遠すぎる 到達しない価格を指定して放置 現実的な価格帯で設定する
有効期限の確認漏れ 注文が期限切れで失効していた GTC(無期限)か当日限りかを確認

ルナの学習メモ:注文ミスはデモ口座で経験しておくのが理想です。本番で初めて触ると、焦りからミスが増えます。注文画面の操作は、お金がかからない環境で「指が覚える」まで練習しておくと安心です。


まとめ

FX注文方法の基本: 成行・指値・逆指値の3つが柱。 リスク管理の基本: 逆指値(損切り)は原則セットしておくのが無難。 初心者の現実的なスタート: 成行+逆指値から始め、慣れたらOCO→IFOへ。

注文方法 一言まとめ 初心者の優先度
成行注文 今すぐ売買する ★★★ 最初に覚える
指値注文 有利な価格で待ち伏せ ★★☆ 次に覚える
逆指値注文 損切りラインの自動化 ★★★ 最初に覚える
OCO注文 利確+損切り同時セット ★★☆ 慣れたら
IFD注文 エントリー+決済の自動化 ★★☆ 慣れたら
IFO注文 完全自動シナリオ ★☆☆ 上級者向け

注文方法は「道具」です。大事なのは道具の使い方だけでなく、「なぜその注文を使うのか」というルールを自分で決めること。特に逆指値(損切り)は「シートベルト」──ポジションを持ったら原則装着しておく習慣をつけましょう。🌙

免責事項:本記事は2026年2月時点の公開情報に基づいた学習記録であり、投資助言ではありません。FX取引には元本損失のリスクがあり、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。取引の判断はご自身の責任で行ってください。


FAQ:FXの注文方法でよくある質問

Q. FXの成行注文とは?

A. 成行注文は、現在の市場価格で即座に売買する注文方法です。提示レート付近で成立することが多いですが、相場が急変している場合はスリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が発生することがあります。

Q. 指値注文と逆指値注文の違いは?

A. 指値注文は現在より有利な価格を指定して注文する方法(買いなら安い価格、売りなら高い価格)。逆指値注文は現在より不利な価格を指定する方法で、主に損切り(ストップロス)に使われます。

Q. OCO注文とは何ですか?

A. OCO(One Cancels the Other)注文は、2つの注文を同時に出し、どちらか一方が約定するともう一方が自動でキャンセルされる注文方法です。利益確定と損切りを同時にセットする場合などに使われます。FX会社や注文の種類によっては利用できない場合もあります。

Q. FX初心者が最初に覚えるべき注文方法は?

A. 学習コストを下げる目的なら、まず「成行注文」と「逆指値注文(損切り用)」の2つから始めるのが現実的です。成行でエントリーし、逆指値で損失の上限を決めておく──この組み合わせがリスク管理の基本です。

Q. 逆指値注文はなぜ滑る(スリッページが起きる)?

A. 逆指値は指定価格に到達した時点で成行注文として発注される仕組みのため、相場の急変時や流動性が低い時間帯では、指定価格より不利な価格で約定することがあります。週明けの窓開けやフラッシュクラッシュが典型例です。


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⚠️ 免責事項:この記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。